ハーゲンダッツアイスクリームを使ったオリジナル和スイーツを提供する期間限定ショップ『ハーゲンダッツ 茶房』(ハーゲンダッツ サボウ)が、4月18日から5月6日まで東京都・銀座にオープンしている。男たるもの、甘いものなどに目がくらんでは……などと言ってる場合じゃない。ハーゲンダッツアイスクリームに和のテイストを取り入れたスイーツを食べられるなんて、こんな機会はめったにない。アイスが溶けないうちにレポートに突撃だ!
東急プラザ銀座内に期間限定オープン
『ハーゲンダッツ 茶房』があるのは、東急プラザ銀座 6Fにある「数寄屋橋茶房」内。暖簾をくぐり店内に入ると、吹き抜けの高い天井が気持ちの良いスペースとなっている。座席も広々としており、ゆったりと座れるソファーや、木材のインテリアに囲まれた大きな丸テーブルで10名ほど着席できるコーナーなどがあり、心行くまで落ち着けそうな雰囲気だ。
この期間限定ショップは、お茶と楽しむハーゲンダッツ初の和スイーツ専門店として企画されたもの。"和"をテーマに洗練された「和モダンな空間」で、定番のハーゲンダッツ ミニカップ6種類(バニラ、ストロベリー、グリーンティー、クッキー&クリーム、マカデミアナッツ、クリスプチップチョコレート)を使用した創作和スイーツ全8種類をお茶と一緒に楽しむ、というのがコンセプトとなっている。
3種の"和"ハーゲンダッツを試食
今回、試食してみたのは、3種類。まずは、「マスカルポーネパフェ with グリーンティー」(単品税込1,080円 / セット税込1,480円)。抹茶とクリームを5層に重ね、優しい味わいに仕上げたという一品。最初に口に入れたのは、金粉がまぶされた黒豆。決して欲に目がくらんだわけではないが、口に入れたとたんにあまりの濃厚な豆の味わいに、早くもうっとり! いかん、ハーゲンダッツなんだからアイスを食べねば。
「グリーンティーアイスクリーム」のほろ苦さが、ほどよい甘さのクリームと豆の濃厚さ、マスカルポーネムースの豊かなコクと融合して多幸感あり。ボリュームも満点だから、シェアして食べるのも良いかも。
そして、和スイーツに合うお茶がチョイスできるのも『ハーゲンダッツ 茶房』の特色。「焼き芋ほうじ茶」をセットに選んでみた。飲み味はそれほど普通のほうじ茶と変わらないかと思いきや、口に入れてすぐに、ほのかに焼き芋の香りが口中に広がっていく。たしかにこれは焼き芋だ! だが、決してしつこくない、柔らかく爽やかな飲み心地だから、甘いスイーツに合う。
続いては「3種のどらやきクレープwith クッキー&クリーム」(単品税込1,080円 / セット税込1,580円)を食べてみた。見た目も華やかなイチゴ、ビワ、うぐいす豆の3種の餡を薄皮チョコレートどらやき生地で包んだもの。まったりとした餡の滑らかな食感と、「クッキー&クリームアイスクリーム」のザクザクした食感の違いが楽しめる。
それに薄皮の生地だけでも十分美味しい。思わず、手で生地をつまんでアイスを挟み、ワッフル風にして食べてみた。う~ん、たまらなく美味しい。モチモチした生地に包まれた冷たいアイスがますます美味しく感じられた。
そして最後、3品目は「湯葉ミルフィーユ with クリスプチップチョコレート」(単品1,080円 / セット1,580円)。テーブルに置かれたときには思わず、「んっ? なんだこれは?」と思ってしまったが、何層にもミルフィーユ状になっているのは、湯葉をオーブンで香ばしく焼き上げたもの。
間に挟まった「クリスプチップチョコレートアイスクリーム」の甘さと、湯葉のパリパリ食感が特徴的だ。湯葉を手に取って、アイスを上に乗せて食べてみた。パリっとした食感の湯葉とアイスのコンビ、なんだか初めての食感だ。ときおり香ってくる、隠し味的なゆずの風味も軽やかな食べ心地をアシストしている。
こうして食べてみると、アイスって意外にも和のスイーツにも合う。というか、ハーゲンダッツアイスクリームのクオリティの高さだからこその融合といえるのだろう。仕事の打ち合わせがてら、広くて気持ちの良い店内でいつもと違う新鮮なハーゲンダッツを味わいながら話せば、きっと心も和んでコミュニケーションも上手くいくはず。「ハーゲンダッツ 茶房」の営業は5月6日まで。
●information
「ハーゲンダッツ 茶房」
東京都中央区銀座5-2-1
東急プラザ銀座6階 「数寄屋橋茶房」内
11~23時(ラストオーダー22時)
日・祝は11~21時(ラストオーダー20時)