ユニットコムは19日、AMD最新の第2世代Ryzenプロセッサを搭載したBTO PCおよび、単品パーツの販売を開始した。
AMD最新の第2世代Ryzenプロセッサは、前世代から製造プロセスを12nmプロセスに改良し、動作クロックを向上させたCPU。ラインナップはRyzen 7シリーズとRyzen 5シリーズの2シリーズがあり、最上位モデルのRyzen 7 2700Xは8コア16スレッドで、最大4.3GHzとなる高い動作クロックを実現した。
第2世代Ryzenプロセッサで採用されるZEN+アーキテクチャは、前世代のZENアーキテクチャからL1/L2/L3キャッシュや、DRAMメモリのレイテンシの改善、DR4-2933への対応など、特にメモリ周りの改善が行われている。また、PCの使用状況にあわせ、動的に動作クロックを調整する「Precision Boost2」機能も搭載。これにより、2コア以上の使用環境で動作クロックが最適化され、より効率的なパフォーマンスを発揮するという。
ユニットコムでは、PCショップ「パソコン工房」のWebサイトなどで、第2世代Ryzenを搭載するBTO PCや、第2世代Ryzen単体パーツの販売を開始する。BTO PCでは、日常使い向けの「STYLE∞」シリーズやゲーミング向けの「LEVEL∞」シリーズ、クリエイター向けの「SENSE∞」シリーズで、新モデルを用意する。ラインナップ例は下記の通り。
STYLE-R0X3-R52-LN
標準構成の主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 5 2600、チップセットがAMD X370、メモリがDDR4-2400 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Home 64bit。価格は税別102,980円。
LEVEL-M0B3-R52-RNJ
標準構成の主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 5 2600、チップセットがAMD B350、メモリがDDR4-2400 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1060 3GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Home 64bit。価格は税別106,980円。
SENSE-R0X3-R72X-QZ
標準構成の主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 7 2700X、チップセットがAMD X370、メモリがDDR4-2400 32GB(16GB×2)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P2000 5GB GDDR5、光学ドライブが非搭載など。OSはWindows 10 Home 64bit。価格は税別192,980円。