マウスコンピューターは19日、法人向けPCブランド「MousePro」にて、IntelのXeon スケーラブル・プロセッサを採用したワークステーション「MousePro W9」シリーズを発表した。同日販売開始し、直販価格は税別428,000円から。
ワークステーション機能に特化したハイエンドPC。OSにはWindows 10 Pro for Workstationsを採用し、プロセッサには、Intelが2017年7月に発表した「Intel Xeon スケーラブル・プロセッサ」を搭載。並列処理が求められる動画編集やCGレンダリング向けには、コア数の多い「Intel Xeon Gold プロセッサ」、消費電力を重視する場合は「Intel Xeon Silver プロセッサ」など、用途に応じたカスタマイズが行える。
メモリは最大128GBまで搭載可能。拡張ポートはUSB 3.0×6基(前面×2、背面×4)、USB 3.1×2基(背面×2、1基はType-C)、ギガビット準拠のLANポートを2基搭載する。グラフィックスはGeForceもしくはQuadroを選択可能。
最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Xeon Silver 4110(2.10GHz)、チップセットがIntel C621、メモリが32GB(8GB×4)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがQuadro P600(2GB)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Pro for Workstations 64bitで、電源は80PLUS Platinumの1200W電源。
本体サイズはW305×D645×H636mm、重量は約16.1kg。
最小構成から、CPUをXeon Gold 6130に、メモリを64GBに、ストレージを512GB M.2 SSDに、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX1080 Ti(11GB)に変更した上位モデルは税別1,054,000円。
最小構成から、CPUをXeon Gold 6130に、メモリを128GBに、ストレージを1TB M.2 SSDに、グラフィックスをNVIDIA Quadro P6000(24GB)に変更した上位モデルは税別1,898,000円となる。