オレンジページはこのほど、「血圧」についての調査結果を明らかにした。同調査は2017年12月21日~26日、全国の40代以上の750人を対象にインターネットで実施したもの。
コレステロール値や体脂肪など、健康で気になっているものは何か尋ねたところ、40代の23.5%、50代の35.6%、60代以上の42.2%が「血圧」と回答した。
健康診断や人間ドックで「血圧が高め」と指摘されたことがあるか聞くと、40代の42.1%、50代の66.3%、60代以上の87.5%が「ある」と回答した。年代が上がるにつれて血圧が高いと指摘される人が多くなっている。一方で「血圧が低め」と指摘された人は年代が上がるごとに減り、60代以上ではわずか1.6%だった。
家庭用血圧計の所有について聞くと、40代の所有率は50.0%だったが、60代以上になると92.2%まで上昇した。定期的に測定している人は40代で23.7%、50代で39.0%、60代以上で40.7%となっており、どの年代もそのうち半数以上が「毎日、朝晩計っている」と回答した。
「血圧が高め」と指摘をされて食事に気をつけているか尋ねたところ、「気をつけている」は40代で52.8%なのに対し、60代以上では88.7%と増加した。
「とても/やや気をつけている」人に具体的に行っていることを聞くと、全体では1位が「野菜を多くとるようにしている」(77.6%)で、「塩分量を控えて料理している」(70.3%)、「麺類の汁は飲まないようにしている」(57.2%)が続いた。
適度な運動をしているか聞くと、40代の17.0%、50代の32.1%、60代以上の50.0%が「している」と答えた。運動の内容を聞いたところ、1位が「ウォーキング」(67.2%)、2位が「ストレッチ・エクササイズ」(29.9%)、3位が「筋力トレーニング」(26.9%)だった。