プラネックスコミュニケーションズは4月18日、インターネット経由での通知や応答に対応したドアベル「SpotCam-Ring」を発表した。自宅の玄関ドア付近に設置することで、アプリを導入したスマホを使ってインターネット経由で訪問者の様子がどこからでも見られるほか、スマホから応答もできる。

価格はオープンで、予想実売価格は税込み19,800円前後。

  • プラネックスコミュニケーションズの「SpotCam-Ring」。青い部分が呼び鈴のボタンだ

  • 自宅内に設置する親機。ここからチャイムが鳴る

ドアベルのボタンが押されると、自宅内のチャイムが鳴るだけでなく、スマホに通知と映像が送信される。アプリのボタンを押せばスマホから応答できるほか、応答せずに映像や音声をモニタリングすることも可能。

  • ドアベルはドアの近くに設置する。乾電池で駆動でき、Wi-Fiで接続するので、穴開けなどの工事をする必要はない

クラウドへの録画に対応しており、ベルが鳴った時に応答できなくても、あとから訪問者の映像や写真をインターネット経由で確認できる。クラウドに録画したデータの保持期間は1日で、3日間以上の保存は有料(月額3.95ドル~)となる。

ドアベルの上部に搭載したカメラの画角は約130度で、来訪者や周囲の状況を切らさずに確認できる。カメラ部には自動で発光する赤外線LEDが搭載しており、夜間でも訪問者を明るく照らして表示できる。ドアベルはIP54の防塵防水設計になっており、屋外に設置しても破損を防げる。

電源は単3形乾電池4本で、乾電池の持ちは約4カ月。

SpotCam-Ringのおもな仕様は以下の通り。

  • レンズの画角:約130度(対角)
  • 動画サイズ:最大1920×1080ドット(1080p)
  • 防塵防水性能:IP54
  • 無線LAN:2.4GHz帯対応
  • 電源:単3形乾電池4本
  • サイズ:W63×H128×D22mm
  • 重さ:約108g (乾電池含まず)