Google Playプロテクトが提供するセーフブラウジング機能が、Chromeブラウザだけではなく、WebViewでもデフォルトで有効になる。
セーフブラウジングは、マルウエアを含むサイトなど、安全ではないサイトにユーザーがアクセスしようとした時に警告を表示、アクセスを避けて安全な場所へ戻れるようにする。WebViewは、アプリ内でのWebページ表示に用いるブラウザ機能だ。Android 8.0 (API level 26)から、WebViewでもセーフグラウジングを利用できるようになっていたが、デフォルトで有効になっているのはChromeのみだった。4月中にリリースされるWebView 66からは、アプリ開発者が設定しなくてもアプリ内でのWebページ利用がセーフブラウジングで保護される。
Google Playプロテクトは、Android端末を有害なアプリやサイトから保護するサービス。ユーザーがアプリをダウンロードする前およびインストール後の安全チェック、端末紛失時の位置特定/画面ロック/データ削除/メッセージ送信、セーフブラウジングなどで構成される。