映画『OVER DRIVE』(6月1日公開)のスペシャルステージ&完成披露試写会舞台挨拶が17日、東京・六本木ヒルズアリーナ及びTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、東出昌大、新田真剣佑、森川葵、北村匠海、町田啓太、要潤、羽住英一郎監督が登場した。
同作は、公道を全開走行で駆け抜ける自動車競技「ラリー」を題材に、若者たちの熱い愛と絆を描いたオリジナル作品。誇りと絆との間で揺れ動くメカニック・檜山篤洋(東出昌大)と、その弟である天才ドライバー・檜山直純(新田真剣佑)の物語となる。『海猿』『MOZU』『暗殺教室』などで知られる羽住英一郎監督がメガホンを取った。
舞台挨拶では、新田が森川をエスコート。新田が王子様のように手を差し伸べ、森川が笑いながら手をとると、会場からも悲鳴のような歓声が上がっていた。
一方で、森川が撮影中新田の行動に「心が折れた」と訴えるエピソードも。森川は「映画の中で、(森川演じる)ひかると(新田演じる)直純って初めすごい仲が悪いんです。直純が『邪魔』と言って頭をポンっとするんですけど、台本に書いてなかったので、『えっ』てなって、心がポキって折れそうになりました」と苦笑した。
この訴えに、役に入りきっていたという新田は「ごめんね!!」と平謝り。さらに同シーンが会場の600人の前で公開されると、東出に隠れながら映像を見守り、ぴょんぴょん跳ねながら恥ずかしがっていた。