お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が、16日にスタートしたフジテレビ系新バラエティ番組『石橋貴明のたいむとんねる』(毎週月曜23:00~)で、ゲストの工藤静香とデュエットしたミュージックビデオ撮影時の秘話を明かした。
石橋と工藤は97年、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ)の企画で、ユニット・Little Kissを結成し、秋元康作詞・後藤次利作曲による「A.S.A.P.」を発表。秋元氏が監督を務めたミュージックビデオは、石橋と工藤が何度もキスをすることで、当時話題となった。
石橋は、この撮影のときに「うちの前のカミさんの娘が見に来たんですよ。そしたらすごーくヤキモチを焼いて(笑)」と振り返り、工藤は「キスシーンって、パパを取られちゃうじゃないけど、泣いてたよね。『これね、でもね、お仕事なんだよ』とか言ってた。胸が痛かった(笑)」とフォローしてあげたそう。
さらに、石橋が「静香が優しくて『お化粧のセットをほしい?』とか言って、後にくれたら(娘が)『しーちゃんがくれた!』ってすげぇ喜んで」と懐かしみながら、「で、翌年離婚しちゃうんですよ。このキスで勘違いしちゃったんだね」と分析し、工藤に「いやいや違う!そんなことない!」とツッコまれた。
この番組は、石橋とミッツ・マングローブがタッグを組み、アイドル、テレビ、歌謡曲、漫画、野球、お菓子など、さまざまなテーマで"ちょっと前の話"を語り尽くすというもので、初回は「イケイケだった80年代のテレビ業界」をテーマに放送。
工藤は、おニャン子クラブに入った当時、フジテレビの石田弘プロデューサーに「ちょっと色っぽすぎるから髪切ってこい」と言われたことを明かし、石橋は「えっ!?自分は髪がないくせに!?」と驚いていた。