シャープは4月13日、クラウドと連携する腕時計型のウェアラブル端末「funband」シリーズの新たなラインナップとして、東北楽天ゴールデンイーグルスモデル(SA-BY015)を発表した。発売は4月20日で、希望小売価格は10,000円(税別)。

funbandは、Bluetoothでスマホと連携し、試合状況やペナントレースを争う他球団の試合結果などを本体ディスプレイ上に表示する、腕時計型の端末だ。球団や選手に関するニュースや旬の話題を毎日配信するサービスに対応し、シーズンオフでもfunbandをつけていれば、球団を身近に感じられるとしている。

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    ウェアラブル端末「funband」の東北楽天ゴールデンイーグルスモデル。色は球団カラーのクリムゾンレッド

2018年4月16日現在、シャープのfunbandのラインナップは、セ・リーグの広島東洋カープモデル、横浜DeNAベイスターズモデル、阪神タイガースモデル、中日ドラゴンズモデル、パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスモデル、千葉ロッテマリーンズモデルと、北海道日本ハムファイターズモデル。今回8モデル目に、東北楽天ゴールデンイーグルスモデルが加わる。

シャープによると、2018年内に全球団のモデルを用意できるかはわからないが、引き続き、球団数や多用途の拡大にむけ取り組んでいくとのこと。

本体には、実際に試合会場へ行ったときに、応援を盛り上げる機能も内蔵。モーションセンサーを搭載し、腕の動きを「応援アクション」として感知すると、内蔵のバイブレーターが振動したり、LEDが発光したりする。応援アクションを行うと「応援ポイント」が蓄積し、funbandユーザーによるプロ野球選手の人気投票に利用できる。応援アクションはクラウド経由で集計し、数値化した「応援パワー」を本体ディスプレイ上に表示。球場から離れた場所でも試合の盛り上がりをユーザー同士で共有できる。

重量は約39g。Bluetoothのバージョンは4.2。リチウムイオン充電池を内蔵し、試合中で約5時間、試合以外では約200時間使える。ディスプレイは白色有機ELで、サイズは約0.77インチ。

funbandを利用するためには、専用の無料スマホアプリのほか、無料の「SHARP COCORO MEMBERS」への登録、および有料サービスへの加入が必要。有料サービスは初回1年分が無料、その後は月額120円となる。