2008年2月から2009年2月まで放送されていた特撮ドラマ『炎神戦隊ゴーオンジャー』の10周年を記念し、9月26日に発売されるVシネマ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の全キャスト情報が明らかになった。ガイアークの女幹部である、害水大臣ケガレシア役を演じた及川奈央らTVシリーズおなじみのキャストに加え、Vシネマオリジナルとして、神保悟志や神尾佑らが出演する。
2008年の放送当時のメンバーである、古原靖久、片岡信和、逢沢りな、碓井将大、海老澤健次、徳山秀典、杉本有美らゴーオンジャー7名の再集結が大きな話題を呼んだ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』。今回さらにTVシリーズでお馴染みのキャスト11名と、Vシネマオリジナルキャスト3名が発表された。
TVシリーズではゴーオンジャーと敵対する組織、ガイアークの女幹部である、害水大臣ケガレシア役で人気を集めた及川奈央が、引き続き今作でもケガレシアを演じる。さらにガイアークのもう2人の幹部、害地大臣ヨゴシュタイン(声の出演:梁田清之)、害気大臣キタネイダス(声の出演:真殿光昭)の出演も決定。10年の時を経て再集結したガイアーク三大臣がどのような活躍を見せるのか要注目だ。
声の出演としては、ゴーオンジャーをサポートするボンパー役を演じる中川亜紀子、同じくゴーオンジャーの力強い味方である、動物と乗り物両方の特性を併せ持った機械生命体"炎神"たちの声を演じる浪川大輔(スピードル役)、江川央生(バスオン役)、井上美紀(ベアールV役)、保志総一朗(バルカ役)、浜田賢二(ガンパード役)、石川静(トリプター役)、古島清孝(ジェットラス役)の声優陣も参戦する。
そして、Vシネマオリジナルキャストとなるのが、神保悟志、神尾佑、高橋來の3人。TVドラマ、映画など数々の作品でお馴染みの神保は、今作ではエコで平和な社会を目指す防衛大臣・野泉進一郎役を熱演する。同じく実力派俳優として幅広い活躍を続ける神尾は、今作では謎の目的に向けて暗躍する特別警察を率いる男・暮井虎夫役として存在感を放っている。また、子役としてすでに数多くの作品で実績を積んいる高橋は、今回物語の重要なカギとなる少年、走児を演じる。
「スーパー戦隊」シリーズ第32弾として放送された『炎神戦隊ゴーオンジャー』は、公害をまき散らす「蛮機族ガイアーク」から人間たちの世界"ヒューマンワールド"を守るべく、意志を持った乗り物型の機械生命体「炎神」と共に戦う7人の若者たちの姿を追った特撮ドラマ。放送当時は、その明るい作風と「炎神」のコンセプトの斬新さから、玩具売上の大幅な増加や、主題歌CDがオリコン週間シングルチャート4位に入るなど絶大な人気を集め、放送終了後もファンに根強く愛される作品となった。
(C)2018 東映ビデオ・東映