去る3月4日、東京・お台場にUSラグジュアリースタイルを中心としたカスタムカーが集結した。皆のお目当ては、カスタムカーマガジンの「NS MAGAZINE」が主催する、撮影会を兼ねた大規模なカーショー「NS ROUNDER CAR SHOW&PHOTO SHOOT」。ストリートスタイルからハイエンドまでバラエティ豊かなクルマが一堂に会した現場が帯びた、一般的なカーショーとは一線を画する熱気をお届けしよう。
スタイル不問のカスタムバトルも白熱!
今回が5回目の開催となる同イベントの目玉は、なんといってもショップ対抗のカスタムバトル。ベース車両や予算、カスタム内容などの枠組みを設けず、一切のレギュレーションなしで来場者投票によって勝負が決まるというバーリトゥードな戦いが繰り広げられた。
エントリーした10社のカスタムカーが、レッドカーペットの敷かれた特設エリアにお出まし。それぞれが強烈な個性を放つ中、見事カスタムバトルを制したのはダッジチャレンジャーのカスタムパーツ専門店「CANDY GATE」による1台だった。ハーフトップのラッピングやクロームの鍛造ホイールで渋い存在感をまといながら、オリジナルのコイルオーバーキットなども用いた隙のないチューニングは圧巻のひと言。
会場内にはアメリカ車だけでなく、国産車やヨーロッパ車、クラシックカーに数千万円クラスのスーパーカーまで、総額を想像しただけでめまいがしそうなほど気合いの入ったカスタムカーたちが勢揃い。カスタムバトル以外でも各カテゴリーでアワードが設けられており、「NS MAGAZINE」における特写ページの贈呈などマガジン発行元だからこそ実現可能な企画が盛り込まれた。
イベントを華やかに彩る美女たちにも注目!
春の陽気に包まれた会場では、サイバージャパンダンサーズをはじめ様々な豪華ゲストも登場。各ブースを盛り上げたモデルとともに同イベントへ華を添え、会場をより一層きらびやかに装った。
北は仙台から南は広島まで、同イベントには全国各地から唯一無二のカスタムを施した車両が集結。当日は2018年イベントシーズンの幕開けを報せるにはふさわしい勢いのある1日となり、クルマの楽しみ方に正解はないということを改めて感じさせるようなカスタム熱が立ち込めていた。