ボルボ・カー・ジャパンは14日、同社の最新SUVラインナップを展示する「VOLVO POP UP STORE in Roppongi」を期間限定でオープンする。同ポップアップストアでは、スウェーデン生まれのボルボブランドならではの“洗練されたデザイン性”と“安全哲学”が体感できるとのこと。オープンに先立ち、11日には在日スウェーデン大使館(東京都港区六本木)にて発表会が行われた。

  • ボルボのXCシリーズが揃い踏み!

カー・オブ・ザ・イヤー受賞の堂々たるラインナップ

同社は2017年10月、東京都港区青山に世界で2店舗目となるブランドコンセプトストア・ボルボスタジオ青山をオープンした。今回発表されたポップアップストアは、ボルボスタジオ青山を補完するブランドの発信基地という位置づけで展開され、車両展示に加えこだわりのカフェや安全性を体感できるシミュレーターなども用意しているという。

  • 「VOLVO POP UP STORE in Roppongi」イメージ

発表会の場には、イベント期間中に展示される「XC90」「XC60」「XC40」が1台ずつ登場。ボルボの最新SUVラインナップであるこれら3つのXCシリーズは、なんと全てカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しているのだ。

  • 「XC90 T8 Twin Engine AWD Inscription」(税込1,049万円)。ボディサイズは全長4,950×全幅1,960×全高1,760mm

「RJCカー・オブ・ザ・イヤー・インポート2017」を受賞した2代目「XC90」は、ボルボの次世代プラットフォームである「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」や次世代パワートレイン「Drive-E」を採用した初のモデルとして登場した。ボルボブランドの新たな幕開けを印象付けた重要なモデルであり、デザインと性能の両面で世界中から高評価を得ている。先代と比べサイズを拡大しながらも約120kgの大幅な軽量化を図り、乗り心地だけでなく燃費も向上した高級感あふれる1台。日本では2016年1月に発売された。

  • 「XC60 T5 AWD Inscription」(税込679万円)。ボディサイズは全長4,690×全幅1,900×全高1,660mm

「XC90」の特徴を受け継ぎながらボディは扱いやすいサイズになり、価格も手頃になった「XC60」は「日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018」を受賞している。外観・内観ともに北欧デザインを感じさせる魅力的なルックスに仕上がっており、機能性や運転の楽しさ、ボルボならではの安全装備も充実。プラグインハイブリッドを含む豊富なパワートレインを用意したことも受賞につながっているという。

  • 「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」(税込559万円)。ボディサイズは全長4,425×全幅1,875×全高1,660mm

ラージ、ミドルに続き、小型車向けプラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」を採用して登場したコンパクトサイズのSUV「XC40」。「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2018」を受賞した同車両は、今年3月28日に発売されたばかりのモデルとなる。カジュアルながらもSUVらしい力強さを持ち合わせており、「XC90」と「XC60」のどちらとも異なる乗り味を実現している。

  • 発表会に登場したモデルのアン ミカさんと俳優の山本耕史さん

発表会では、ボルボ・カー・ジャパン代表取締役社長の木村隆之氏と駐日スウェーデン大使のマグヌス・ローバック氏が登壇して挨拶を行なったのち、俳優の山本耕史さんとボルボアンバサダーであるモデルのアン ミカさんが登場。

アン ミカさんは40歳で免許を取得して以来、ファーストカーからボルボ車一筋で乗り継いでいるという。そんなアン ミカさんの熱量あふれるボルボ愛トークに山本さんは圧倒されながらも、家族での利用をシミュレーションし、ボルボ車に興味を示していた。

同ポップアップストアは、14~22日までは六本木ヒルズ大屋根プラザにて、5月10~13日は六本木・東京ミッドタウンのB1アトリウム広場にて開設される。今年はスウェーデンと日本が国交150周年を迎えるという節目の年でもあるのだそう。この機会に、ボルボのSUVレンジの素晴らしさだけでなくスウェーデンの魅力にも触れてみてはいかがだろうか。