4月13日からテレビ東京系でスタートする金曜8時のドラマ『執事 西園寺の名推理』(毎週金曜 20:00~)の囲み取材がこのほど、ロケ地である神奈川県の某所で行われ、主演の上川隆也が報道陣の取材に応じた。
上川隆也が主演を務める同ドラマは、上川扮するパーフェクト執事の西園寺が、仕え先の奥様・伊集院百合子の意思を汲んで事件の捜査に乗り出すというもの。出演陣も豪華で、ドラマの軸となる上川や八千草のほかにも、佐藤二朗、岡本玲、里見浩太朗などが出演する。
すでに撮影がスタートしている同ドラマ。この日は西園寺が仕える伊集院家のロケ地となる神奈川県の某所で記者会見を実施。上川はオファーされた時の印象を「イメージが湧きませんでした。日本で執事に会ったことがありませんでしたから。でも頭の中で像が結びつかない方が面白い、 とも思いました」と明かしつつ、「執事が事件に遭遇し、解決していく。シチュエーションも含めて、これまでにないドラマになりそうな気配を感じました」と感想を述べる。同ドラマの主人公である西園寺を演じて「執事らしさが備わっていないといけない役柄ですので、普段やっている刑事ドラマとはアプローチの仕方が違いました。西園寺は物語の主人公ですが、職務上は主役ではありません。一歩引いた存在である執事がどう事件と向きあうのか。最前線に立たないところが今回の面白みの1つと思います」と執事としての面白さを感じている様子。さらに「完璧な執事という無茶な役柄にどこまで迫れるか、それが今回の僕に与えられたハードルだと思います」と西園寺というキャラクターを位置づけていた。
西園寺の仕え先となる伊集院家の奥様・百合子は、八千草薫が演じている。「八千草さんがいるだけで、百合子の半生が想像できてしまいます。その無垢で可憐な佇まいは執事を従えた奥様にふさわしく、現場の男どもはその可愛らしさにやられまくってます。アイドルの様な清楚さをも変わらずお持ちで、本当に素敵です」と大絶賛。刑事の丸山役を演じている佐藤二朗については「軽妙なお芝居の一方で闇を抱えた様な役柄もこなす達者な方ですが、今回は理屈なく笑えるようなキャラ造りは抑えめに、地に足がついた刑事として緻密にお芝居されている。渋い佐藤さんです」と佐藤の演技の幅に驚いた様子だった。