イタリアのランボルギーニ・アウトモビリはこのほど、同社が主催するワンメイクレースシリーズ「ランボルギーニ・スーパートロフェオ」のアジアシーズン開幕に合わせ、同レースに向けたレーシングカーの新型「ウラカン・スーパートロフェオEVO」を発表した。
「ウラカン・スーパートロフェオEVO」は、ランボルギーニの技術の2つの柱である「高度な空力性能」と「超軽量素材」を中心に、これまでの水準をさらに高いものに引き上げた。エンジンは自然吸気の5.2リットルV10で、Xtrac製6速シーケンシャルミッションとマニエッティ・マレリ製電動ギアボックスアクチュエーターを装備している。
ボディキットは、アウトモビリ・ランボルギーニのモータースポーツのエンジニアがダラーラ・エンジニアリング、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレと共同で開発した。全体的な空力効率の改善はスピードとサーキット・パフォーマンスに直結し、中央に据えられたフィンは高速コーナリングでの安定性に貢献する。
第10回目を迎えるランボルギーニ・スーパートロフェオのアジア・シリーズは、4月14・15日に開催されるマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットを皮切りに、6ラウンド12レースが行われる。