宝くじの発売元である全国都道府県及び20指定都市はこのほど、夢に関する大規模調査をまとめた「日本ドリーム白書2018」を発表した。調査期間は2018年2月9~14日、有効回答は20歳以上の個人1万4,100人。
日本人の5割超が「夢を持っている」
「日本ドリーム白書2018」では、今年の新社会人の夢や47都道府県別の夢の傾向など、日本人がどんな「夢」を持っているかを調査した。
現在、夢を持っているか尋ねたところ、51.9%が「持っている」と回答。夢の内容は、1位「健康な生活を送りたい」(11.1%)、2位「好きな趣味に打ち込みたい」(9.9%)、3位「マイホーム(一戸建て)に住みたい」(8.5%)が上位に入った。
「夢を持っている」と答えた割合を社会人歴別にみると、新社会人が最も多く69.3%。一方、ベテラン社員は最も少なく49.9%と、社会人歴とともに減少傾向がみられた。
都道府県別に夢の傾向をみると、夢を持っている人が多いのは、1位「宮崎県」(61.0%)、2位「長崎県」と「熊本県」(各58.0%)、4位「兵庫県」と「鹿児島県」(56.3%)と、トップ4に九州から4県がランクインした。
夢の項目別に都道府県別の特徴をみると、「一戸建てに住みたい」と答えた割合が最も多かったのは宮城県で、トップ10に東北6県がすべて入った。このほか、「充実・安定した生活」1位は京都府、「趣味」1位は熊本県、「海外旅行」1位は静岡県、「家族が幸せになること」1位は鹿児島県などとなった。