ロックバンドのスピッツが、9日にZepp DiverCity TOKYOで行われたライブイベント「TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART(アース・バイ・ハート)LIVE 2018」に出演した。
このイベントはTOKYO FMをはじめとするJFN38局が、毎年「アースデー」である4月22日に、世界に向けて放送している一夜限りのプレミアムライブで、ライブの模様はTOKYO FMで、22日19時から放送される。
オープニングアクトにSUNNY CAR WASH、メインアクトでsumikaが出演した後、トリには昨年結成30周年を迎えたSPITZが登場し、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。
1曲目に「春の歌」を披露すると、「醒めない」「8823」「初恋クレイジー」と続けて演奏。「初恋クレイジー」後のMCでは、「ハーモニカがいまいちでした。でもラジオで放送されるときには綺麗に修正されているかと思います」とヴォーカルの草野マサムネが苦笑いする場面も。
また後輩バンドとの"共演"について「ロケット鉛筆って知ってますか。後から芯を入れると古いやつがポロッと落ちるやつ。SUNNY CAR WASH、sumikaという新しい芯が入ってきて、SPITZがポロッと落ちるような(笑)。古い芯でもちゃんと書けるんだぞってことを今日は見せたいと思います」と話した。
その後、MCでは本イベントのテーマでもある環境問題の話題に。草野は「皆もゴミの分別はちゃんとやろうね。あと、冬にお皿洗う時にお湯使うでしょ。あれが温かくなるまでの水がもったいない。あれをどうしようか、ずっと考えてます」と環境への意識を語っていた。
またギターの三輪テツヤが「この前のエレカシとミスチルと共演したライブあるでしょ。携帯で反応をエゴサしてたら、俺とベースの田村(明浩)がMCしてることに驚いてる人が大勢いた」と先日のエレファントカシマシ・Mr.Children・スピッツが共演したライブでの反応を明かすと、草野も「ミスチルは桜井君以外、MCしないから。BUMP OF CHICKENとかはヴォーカル喋らないけど」と話した。
そしてアンコールでは「15年ぐらいやってない、存在を忘れていた曲をやってみようかな」と「仲良し」を披露。ラストには「Na・de・Na・de ボーイ」を演奏し、最高潮の盛り上がりでライブの幕が閉じた。