ヤマハ発動機は9日、スポーツコミューター「TMAX530 DX」とスクーター「XMAX 300」が、世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Award : プロダクトデザイン2018」を受賞したと発表した。同社製品の同賞受賞は2012年から7年連続であり、この2モデルは今回の受賞で「グッドデザイン賞 2017」「iF Design Award 2018」に続く、3つ目のデザイン賞受賞となる。
「TMAX530 DX」は、伝統的なスポーツバイクと同等の「意のままの加減速・ハンドリング」を可能にするスポーツ性能、コミューターの最大の特徴である快適な移動を実現する装備や機能、これら相反することもある2つの要素の融合とバランスが最大の特徴。平日はコミューティング、週末はファンライディングといった幅広い使われ方をするスポーツコミューターは、2001年発売の初代「TMAX」がパイオニアとなって同社が開拓したカテゴリーとのこと。
「XMAX 300」は、走る楽しさとスポーティなスタイリング、街中での移動や通勤における快適性や実用機能を併せ持つことから、欧州で長年にわたって高い評価と人気を集めてきた「XMAX 250」の後継モデル。今回のモデルは、時代感と所有感を満たす上質なスタイリングや機敏で軽快な走行性能を持ちながら、快適・実用機能をさらに向上させた。スポーツコミューター・MAXシリーズのミドルクラスに位置する製品で、グローバルに展開している。
「Red Dot Award」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的な格式の高いデザイン賞で、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門で、毎年卓越したデザイン性をもつ製品が選定されている。