KDDIは4月4日、『「さよなら現金」意識調査2018』の結果を発表した。調査期間は2018年3月2~5日、有効回答は15~79歳の個人1,000人。
1割超が「給与は現金手渡し」
自身が現金決済主義(できるだけ現金で決済したいタイプ)だと思う人は39.7%で、そう思わない人が60.3%に上った。
「現金が必要」「現金がないと困る」と思うシーンについて、現在と将来予想をそれぞれ尋ねると、「結婚祝いなどのご祝儀」(現在55.4%、将来予想53.0%)と「神社などでのお賽銭」(現在53.0%、将来予想48.7%)では将来も現金派が多かった。一方、「自動販売機での支払い」(現在47.7%、将来予想21.4%)では「脱現金」が進むと予想する人が多数を占めた。
勤め先からの給与の受け取り方法を調べると、「現金手渡し」の割合は10.8%。居住地別にみると、中国・四国地方在住が最も高く20.0%となった。
チャージ不足(プリペイドカードや電子マネーを使用する際に、残高が不足していたために代金支払いなどができない状態)で、もたついたことがある人は22.0%。チャージ不足で自分の後ろに列を作ってしまった経験がある人は10.5%、後ろの人から冷たい視線を浴びたことがある人は12.1%だった。
チャージ不足に関する意識について聞くと、チャージ不足でもたつくと恥ずかしいと感じる人は69.3%。自動でチャージできるオートチャージ機能を便利だと思う人は70.6%。チャージ不足でもたついているとオトコ/オンナを下げると思う人は32.7%となった。