NTTレゾナントはこのほど、「働くママの平日の夕食作り」実態調査の結果を発表した。調査期間は2018年3月7~14日、調査対象は「学生」「専業主婦」「無職」を除く20~40代の女性のうち、子供が1人以上で平日に週1回以上夕食を作る人、有効回答は1,038人。
通勤時間1時間半が夕食作りのハードル
ワーママ(働くママ)の平日の夕食作りの実態に関わる「調理頻度」「調理開始時間」「調理所要時間」「調理する品目数」の4項目について、結果を集計したところ、「調理頻度」については、全体の75%が平日は毎日夕食を作っていると回答した。
「調理開始時間」は、17時台と18時台が計66%を占め、1回の夕食作りにかかる「調理所要時間」は、30分~1時間程度が半数近い49%となった。「調理する品目数」は、1~2品が50%、3~4品が47%と回答が二分した。
通勤時間別にみると、平日に毎日夕食を作ると答えた割合は、通勤時間30分未満では79%、1時間程度まででは約70%との結果に。一方、1時間半程度では全体平均より22ポイント低い53%にまで減少し、同社は「通勤時間1時間半が毎日の夕食作りに対して1つのハードルとなっている」と分析している。
夕食の調理開始時間については、通勤時間30分未満では17時台が36%で最多。30分以上では18時台が約40%で一番多かった。
夕食で実際に作る品目数は、通勤時間が長くなるほど「1~2品」が増える傾向に。他方、理想の調理品目数は、通勤時間の長さに関わらず、「3~4品」が最も多かった。