"日本一豪華なネタ番組"フジテレビ系『ENGEIグランドスラム』の第10弾が、きょう7日(19:00~23:10)に放送される。今回は、昼の14時から関連特番が立て続けに編成されるのに加え、新企画も展開されるが、その中で注目なのは、歌ネタ自慢の芸人たちがパフォーマンスを披露する「ENGEI歌謡ショー」だ。
そこで、このステージを終えたばかりで興奮冷めやらぬ芸人たちのへの直撃インタビューの模様を、放送当日まで3日間にわたって紹介する。3日目は、ロバートの秋山竜次。
ロバートの3人でもネタを披露した秋山は、今度はオペラ歌手になってピンで登場。楽曲のタイトルは「願い」で、「体重6kg落としたい」を皮切りに、迫力ある声量と伸びのある声質の歌に乗せて、次々に願望をぶちまけていった。
大歓声の中でステージを終えた秋山は「ネタで盛り上がるのとはちょっと違う。急に演出がガラッとマジの歌番組みたいになって、撮り方も凝ってくれて、贅沢な思いさせてもらいました」と大満足の様子だ。
その後、先に出番を終えた友近とバッファロー吾郎A扮する水谷千重子with八公太郎と談笑。キャラに戻った秋山が「演歌の方と僕が接するというのはあまりないね」と言うと、水谷は「体が大きいからさ、声がすごいよね」と感激した。
八も「声量が違うよな」と絶賛すると、すかさず水谷は「星稜高校!」と言い出し、秋山は「面白い方なんだねえ(笑)」「僕はまじめだからね」と感心していた。
こうして意気投合した秋山は「もし、ツアーなんかあれば一緒に」と誘うと、水谷は「本当に!? キーポンシャイニング(歌謡祭)っていうの毎年やってるからさ、そこでなんかでいたらさ!」とノリノリで、秋山が「全国を回るんですか? おいしいものが大好きなので」と尋ねると、水谷は「じゃあピッタリだ! もう"おいしいものツアー"だからさ!」と歓迎。
それを聞いた秋山が「歌は歌わないんですか?」と確認すると、水谷は「歌うわよ! バカ言ってんじゃないわよ!(笑)」と、長年のコンビネーションを思わせるツッコミを見せていた。
ナイナイ岡村「スピンオフでやるべき!」
こうして、トレンディエンジェルも含めた3組による「歌謡ショー」は大盛況で終了。MCのナインティナイン・岡村隆史は「スピンオフでやるべきですよ!」「毎週ベスト10方式で、30分番組でできないですかね?」と大興奮だ。
全ての収録が終わった後も、その熱は冷めず、「フジテレビは『FNS歌謡祭』がありますから、"ENGEI歌謡祭"みたいな…。(『FNS歌謡祭』の)リハーサルみたいな感じで前日にやらせてもらったらええんじゃないかな、それか(『FNS歌謡祭』のステージを)バラす前にちょっとだけ!みたいな(笑)。たぶん、見たいっていう歌手の方も残ってくれるんじゃないの? お笑い好きの歌手の方も多いから、盛り上げてくれるんじゃないのかな!」と構想を膨らませていた。
今回の『ENGEIグランドスラム』には他にも、アンジャッシュ、神田松之丞、くっきー(野性爆弾)、ジャルジャル、陣内智則、スピードワゴン、立川志らく、千原ジュニア(千原兄弟)、TKO、テンダラー、東京03、とろサーモン、ナイツ、流れ星、南海キャンディーズ、博多華丸・大吉、バカリズム、濱田祐太郎、ハライチ、ブルゾンちえみwithB、ロバート、和牛、佐久間一行、ショウショウ、プラス・マイナスと、漫才、コント、漫談、落語、講談、フリップネタ、そして歌ネタなどなど、あらゆる"演芸"が集結。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』が3月で終了し、フジテレビ伝統のバラエティの灯が消えるのではないかという声もあるが、14時から放送される『ENGEIグランドスラムの日』を含め、"演芸の灯"は、より勢いを増して燃え盛っているのを感じさせられる約8時間になっている。