シャープは4月6日、蚊やコバエを捕える空気清浄機「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)を発表した。発売は4月19日。価格はオープンで、推定市場価格は40,000円前後(税別)。

  • 「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)

    「蚊取空清」の新モデル。外見は前モデルと同じ

蚊取空清は、空気を清浄しながら蚊やコバエを捕まえる製品で、2016年に初代が発売された。本体にUVライトを搭載し、紫外線に近寄る蚊の習性を利用して蚊を誘い込む。そして本体サイドにある複数の小窓から蚊やコバエを吸い込み、内部の蚊取りシートで捕獲する。本体カラーは蚊が好むブラックとし、「蚊が好む環境」を作り出した。蚊取りシートの交換目安は2カ月に一度。シートは1枚1,400円(税別)で購入可能だ。

新モデルのFU-JK50では、「パワフル蚊取りモード」を搭載し、蚊を捕獲する性能を高めている。3時間パワフル蚊取りモードで運転したところ、従来の「蚊取りモード」と比べて約1.4倍の蚊を捕獲できたという。

  • 「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)

    本体サイドに備えた小窓から蚊やコバエを吸い込む

  • 「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)
  • 「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)
  • 写真左が従来モデルにある通常の「蚊取りモード」、写真右が新モデル搭載の「パワフル蚊取りモード」。左の写真と比べると、羽根ががっつり小窓に吸い込まれており、吸引力が上がっていることがわかる

  • 「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)

    蚊取りシートの交換目安は2カ月に一度

  • 「蚊取空清」の新モデル(FU-JK50)

    アカイエカやチカイエカなど、代表的な蚊はかなりの高確率で捕獲できるという

もちろん、通常の空気清浄機としても使える。1立方センチメートルあたり7,000個のプラズマクラスターイオンを放出する「プラズマクラスター7000」を搭載し、空気中のウイルスや菌を抑え、ニオイも消臭する。本体から離れた場所にあるホコリを引き寄せる「スピード循環気流」機能も搭載した。

本体サイズはW394×H540×D281mm、重量は約5.9kg。空気清浄の適用畳数は23畳まで。