俳優の大泉洋が、フジテレビ系スペシャルドラマ『黒井戸殺し』(14日19:57~23:10)の三谷幸喜の脚本を絶賛した。
今作は、アガサ・クリスティが1926年に発表した人気長編推理小説『アクロイド殺し』を日本で初めて映像化するもの。2015年に、クリスティの名作『オリエント急行殺人事件』(視聴率:第一夜16.1%、第二夜15.9% ※ビデオリサーチ調べ・関東地区)で脚本を手がけた三谷によって『黒井戸殺し』として脚色され、主人公の名探偵・勝呂武尊(すぐろ・たける)役を、引き続き野村萬斎が演じる。
大泉が演じるのは、勝呂の良き相棒としてコンビを組み、事件の謎に立ち向かっていく、医師・柴平祐役。萬斎とは舞台『ベッジ・パードン』以来の共演で、大泉は「どんな役をやっても強力な印象を残す萬斎さんのお芝居が大好きだったので、とてもうれしかったです。中でも勝呂は、とんでもなく濃いキャラクターで、萬斎さんじゃないと成立させられない役だと思います。ずっと聞いてるとドンドン勝呂のキャラの虜になり、最高に楽しい毎日でした。そんな勝呂と柴との掛け合いも見どころの1つだと思います」と語る。
また、今作の台本を読んで「文句なく面白かったですね。原作も知らずに三谷さんの台本から読んだので、ストーリーの面白さに興奮しながら読みました」といい、「原作の面白さを何倍にもする、三谷さん脚本による個性豊かなキャラクターたちがとにかく魅力的でしたね」と絶賛。
その上で、「予測のつかないストーリーと三谷さんならではの豪華な俳優陣、濃いキャラクターをどうぞお楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。
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