レクサスは5日、国内における累計販売台数が2018年3月末時点で50万台を達成したことを記念したフラッグシップクーペ「LC」の特別仕様車「LC500 “Structural Blue”」「LC500h “Structural Blue”」を設定して発売した。
「LC」は、ライフスタイルブランドとしての進化を目指す新世代レクサスの象徴として2017年にデビューしたフラッグシップクーペ。GA-Lプラットフォームや、マルチステージハイブリッドシステム、Direct Shift-10ATなど、最先端技術の採用に加えて徹底的な作り込みによって、独創的なデザインやすっきりと奥深い走りを実現した。
今回設定された特別仕様車は「LC500h “L package”」と「LC500 “L package”」をベースに、自然界に存在する美しい色からインスピレーションを受け、独自の技術により開発した外板色「ストラクチュラルブルー」と2種類の内装色を設定。ラグジュアリークーペとしての魅力的なデザインを一層引き立たせ、奥深い世界観を表現した。
「ストラクチュラルブルー」は、南米に生息するモルフォ蝶の羽から着想を得た「構造発色」という原理を応用したレクサス独自のボディカラー。光を受けると特定の波長だけが反射・強調されるモルフォ蝶の羽の構造を15年の開発期間を経て再現し、自動車用の構造発色性顔料を生み出したとのこと。
内装色は、日の出や日の入りのわずかな時間に現れる幻想的な空の風景をモチーフに、「ストラクチュラルブルー」と調和した特別仕様車専用「ブルーモーメント」と、「ブリージーブルー」の2種類を設定。自然現象が生み出す多彩なグラデーションの瞬間を描き出している。
価格は、「LC500h “L package”」が1,525万円、「LC500 “L package”」が1,475万円(どちらも税込)。