女優の伊藤沙莉が5日、都内のホテルで行われた東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『いつまでも白い羽根』(7日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表会見に登場。父親役を演じる柳沢慎吾の撮影現場での超人ぶりを明かした。
このドラマは、藤岡陽子氏の同名小説が原作。大学入試に失敗し、すべりどめの看護学校に通うことになった主人公・木崎瑠美(新川優愛)が、個性あふれる友人との出会いや、初恋、そして、命の限りのある患者たちとの向き合いによって、新しい自分に気付いていく姿を描く。そんな瑠美の友人・山田千夏役を演じるのが伊藤だ。
千夏の実家は中華料理屋という設定で、柳沢はやはりハイテンションで元気な店主を熱演。当然、本番以外もそんな状態だそうで、伊藤は「本当に待ち時間を待ち時間と思わない感じ。ウワサはかねがね…という感じだったんですけど、本当に一生しゃべってるんですよ! 落語みたいに、1人何役もやるんですね」という。
具体的には、柳沢本人がかつて出演していたドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS)の話になると、そのほとんどの役を再現しはじめるそうで、「ご本人の役あんまりやってくれなくて、ほとんど中井貴一さんばかりなんですけど、ずっと楽しませてもらってます」と報告。しかし、「私がちょっと充電切れてスーンとしてると『現場では一生笑ってろ』って言われるんです。そういう面でも勉強になりますし、教わることがたくさんあります」と、役者と学ぶことも多いようだ。
この会見には、同じく看護学生の遠野藤香役を演じるさとうほなみも出席。冒頭「今日の日はさようなら」の替え歌で、「♪い~つまでも~白い~羽根~」と熱唱した東海テレビの市野直親プロデューサーに対し、ゲスの極み乙女。のほな・いこかとして「美声で素晴らしいです。一緒にバンドやります?」と勧誘していた。