ambie(アンビー)は4月5日に、耳の穴をふさがないワイヤレスイヤホン「wireless earcuffs」を発売する。価格は12,000円(税別)。スマートフォンや音楽プレーヤーなどとBluetoothで接続し、ワイヤレスで音楽を楽しめる。
wireless earcuffsは、耳たぶを挟み込む形でイヤホンを装着するため、耳の穴をふさがない。そのため、音楽再生中でも周囲の音や声を聞きとれ、人との会話も可能だ。イヤーチップは音を直接、耳道に吹き込むような独特の形をしており、周囲への音漏れは少ないという。
ネックバンド部にはボタンと通話用マイクを備え、曲の再生・停止や通話が行える。耳からイヤホン本体を外していても、接続しているスマホに着信があると、ネックバンド部がバイブレーションで知らせる。通話は、音声がクリアになる通話品質「High Difinition Voice(HD Voice)」に準拠している。
このほかボタンを長押しすると、接続しているスマホの音声アシスタント機能、具体的にはiOSの「Siri」やAndroidの「Google Assistant」を呼び出せる。連続再生時間は6時間。NFCもサポートする。
ambieは、ベンチャーキャピタルのWiL Fund I,L.P.とソニービデオ&サウンドプロダクツによる共同出資で、2017年に作られた合弁会社。ソニーの音響技術を自由な発想で様々なプロダクトに組み込んでいくことで、よりよいオーディオ製品やデジタルコンテンツを作り出すことを目的としている。