スカイマークは4月4日、4人の自社養成パイロットが全ての審査を経て、副操縦士の発令を受けたことを発表した。今回任用された4人以外にも訓練を実施しており、今後も順次、自社養成による副操縦士が任用される予定となっている。

  • スカイマークは2014年度から、新規参入の航空会社で初めて自社でゼロからパイロットを養成する制度を開始した

    スカイマークは2014年度から、新規参入の航空会社で初めて自社でゼロからパイロットを養成する制度を開始した

スカイマークは4月4日、4人の自社養成パイロットが全ての審査を経て、副操縦士の発令を受けたことを発表した。今回任用された4人以外にも訓練を実施しており、今後も順次、自社養成による副操縦士が任用される予定となっている。

スカイマークは、新規参入の航空会社で初めて自社でゼロからパイロットを養成する制度を2014年度から開始し、航空会社のパイロットに必要なライセンス保有者を採用し、養成を行ってきた。パイロット不足が拡大する中、今後予想される航空需要の拡大に十分に備えるため、自社養成パイロットの採用に踏み切った。

副操縦士となった4人は入社後、地上研修を経て、国内外で訓練を積んだ後、2017年末に国土交通省航空局の試験に合格した。その後さらに路線訓練や社内審査を経て、この度、副操縦士として任用された。

今回任用された4人以外にも訓練を実施しており、今後も順次、自社養成による副操縦士が任用される予定となっている。また、現在は2019年度入社の自社養成第5期生やライセンス所有者の募集もしており、今後もパイロット養成を継続していく。