ドイツのフォルクスワーゲンはこのほど、「ポロ」が、ニューヨークモーターショーで発表される「ワールド・カー・アワード」の「ワールド・アーバン・カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたと発表した。同アワードは24カ国の80名以上に登る自動車ジャーナリストが選考する。
新型「ポロ」は、MQB(モジュラー トランスバース マトリック)をベースに開発された。これにより幅広い駆動システムの搭載が可能となり、数多くのガソリンおよびディーゼルエンジンに加え、今回初めて天然ガスを動力源とするエンジンを搭載した「ポロ TGI」が追加された。また、200PSを発揮するパワフルなエンジンを搭載した「ポロ GTI」が、2018年初頭にラインナップに加わっている。
安全装備も充実しており、ポストコリジョンブレーキシステム、スピードリミッター、歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付プリクラッシュブレーキシステム「フロント アシスト」が搭載されている。
「ワールド・アーバン・カー・オブ・ザ・イヤー」は2018年で2回目を迎えるアワードで、特に大都市圏の交通量の多い地域における使い勝手に優れたクルマに授与される。他のカテゴリー同様、最終選考にノミネートされた8台の候補車は、選考委員会による広範囲なテストにより評価された。