JR東日本八王子支社は3日、延期となっていた青梅線新設ホームの完成時期について発表した。中央快速線・青梅線へのグリーン車サービス導入にともなう工事の見直しが完了したことを受け、2022年度の完成に向けてホーム新設工事を再開することになった。
青梅駅では立川方面の列車と奥多摩方面の列車の乗換えにおける利便性向上を目的に、現行の島式ホーム1面2線から2面3線に増やすホーム新設工事を行い、当初は2017年春の完成を予定していた。2014年9月から工事に着手したが、中央快速線・青梅線へのグリーン車サービス導入にともなう工事も行われることになったため、青梅駅新設ホームの完成時期が延期に。その後、工事の一部見直しにともないグリーン車サービスの開始時期が延期され、その影響で青梅駅新設ホームの完成時期も再度延期となっていた。
JR東日本は4月3日、中央快速線・青梅線(東京~大月・青梅間)でのグリーン車サービスの開始時期を2023年度末(予定)とし、サービス開始に向けた工事に着手すると発表。同日、八王子支社も2022年度の完成に向け、青梅駅でのホーム新設工事を再開すると発表した。新設ホーム使用開始の詳細な時期は「別途お知らせいたします」としている。