アスクは4月3日、STEREO LABS社のステレオカメラ「ZED Mini」および「ZED Stereo Camera」の取り扱いを開始した。推定市場価格はどちらも100,000円前後(税別)。
HMDに取り付けるステレオカメラ「ZED Mini」
ZED Miniは、VRヘッドマウントディスプレイに取り付けて使用する、3Dマッピング用のステレオカメラ。HTCの「VIVE」およびOculusの「Rift」に装着可能だ。カメラはデュアル構成で、画素数はひとつあたり400万画素。マッピングした映像はリアルタイムで、VRヘッドマウントディスプレイに送信する。
最大解像度は2.2K。1080pモード時には30fps、WVGAモード時には100fpsでマッピングできる。110度の視野角で、深度12mまでのマッピングに対応する。F値は2.0だ。
本体サイズは124.5×30.5×26.5mm、重量は約62.9g。インタフェースはUSB Type-C(3.0対応)を備えた。対応OSはWindows 7 / 8 / 10、Linux。
屋外の映像を3Dマッピング! 「ZED Stereo Camera」
ZED Stereo Cameraは、400万画素のカメラを2つ搭載した3Dマッピング用カメラ。屋外、屋内のどちらでも使え、周囲の3Dマッピングが行える。最大解像度は2.2K(4,416×1,242ドット)で、1080p(1,920×1,080ドット)モード時は30fps、WVGA(800×480ドット)モード時は100fpsでマッピング可能だ。
最大視野角は110度で、深度範囲は0.5mから20m、F値は2.0。1mm単位で高精度なトラッキングができる「ビジュアルオドメトリー技術」を搭載している。インタフェースはUSB 3.0で、PCなどと接続して使用可能。
本体サイズは175×33×30mm、重量は約159g。対応OSは、Windows 7 / 8 / 10、Linux。