英国のジャガー・ランドローバーは2日、ミッドサイズ・ラグジュアリーSUV「レンジローバー ヴェラール」が「ワールド・カー・アワード」において「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー 2018」に選出されたと発表した。
「レンジローバー ヴェラール」は、世界24カ国の82名の著名なモーター・ジャーナリストで構成される審査員の投票によって、本年の「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」に選出された。ボルボ「XC60」やレクサス「LC500」を抑えての受賞となる。
ジャガー・ランドローバーにとっては、2017年のジャガー「F-PACE」に続く栄誉となる。「レンジローバー イヴォーク」と「レンジローバー スポーツ」の中間に位置する「レンジローバー ヴェラール」は、初代「レンジローバー」のプロトタイプが発表された1960年代に使われていたコードネーム「VELAR」にちなんでネーミングされた。
同モデルは最高出力180PSの2.0リットルディーゼルエンジンから、最高出力380PSの3.0リットルV6ガソリンエンジンまで6種類のパワートレインをラインアップしており、英国内でデザイン、エンジニアリング、生産のすべてが行われている。