読売テレビの開局60周年を記念した新キャラクター「シノビー」の発表会見が2日、大阪・同局本社内で行われ、同日に入社したばかりの新人・澤口実歩アナウンサーが初お披露目された。
入社式を終えてわずか1時間後の記者会見とあって、澤口アナは「人生で初めて記者の方々やカメラに囲まれて、足の震えがガクガクと止まらないです」と緊張状態。隣に並んだシノビーからガッツポーズで応援されると、「ちょっと心が穏やかになりました(笑)」とようやく笑みがこぼれ、「アナウンサーとしての夢はたくさんありますが、一番の夢は報道キャスターになること。いつか(同局の)先輩の中谷しのぶアナウンサーのような、みなさまから愛されて、信頼されるアナウンサーになるのが目標です」と意気込んだ。
澤口アナは岩手県出身で、慶応大卒。「関西で生活するのも初めてで、まだ右も左もわからない。早くなじめるようがんばっていきたい」と話し、「まだ一度も通天閣に行ったことがないので行ってみたいです。ぜひ先輩方、連れて行ってください!」と、会見の進行を務める入社2年目の岩原大起、中村秀香両アナにアピールしていた。
また、澤口アナの"同期"として入社式にも出席したシノビーは、現代に生きる少年忍者という設定。大阪城の近くに代々暮している忍者の末裔で、忍法でみんなを楽しませたり、驚かせたりすることが好きなやんちゃな男の子だ。この日の朝に行われた読売テレビの入社式には、21人の新入社員とともにシノビーも出席。新入社員ならぬ"新入社忍"として辞令を受けた。今後は読売テレビの番組やイベントに登場するほか、関西のさまざまな場所に"神出鬼没"で現れ、同局を盛り上げていく。
今後の抱負を聞かれたシノビーは、「報道番組では忍者にしかできない潜入取材を、バラエティではボケもツッコミも自由自在に、ドラマでは主役を食ってしまうほどの存在感を発揮する、そんな社忍に僕はなりたい!」と新入社忍らしからぬ大きな野望をぶち上げ、笑いを誘っていた。