お笑いコンビの博多華丸・大吉、NHKの近江友里恵アナウンサーが2日、NHK総合の情報番組『あさイチ』(毎週月~金曜 8:15~9:54)生放送収録後に行われた報道陣向けの取材会に出席した。
前任の井ノ原快彦、有働由美子アナ、柳澤秀夫解説委員に代わり、この日から博多華丸・大吉、近江友里恵アナが新キャスターとなって本番を迎えた同番組。初回放送を終えた大吉は「近江さんにビビりましたね。オンエアで(私物の)ロッカーキーを間違えて持ってこられてましたが、普通なら隠すと思うんですよ。自分から言ってきたので、肝が座っているな~と思いましたね」と驚いたようで、華丸も「残り20秒でファックスを読み出す。どうやってゲストを紹介して終わるのかハラハラしていたら、紹介せずに最後は私にキラーパス(笑)。ビックリしました」と近江アナの自由奔放さに困惑した様子だった。とはいうものの、大吉が「お陰で助かりました。あそこでスイッチが入りましたよ」とフォローし、華丸も「3人の中で一番堂々としていました」とねぎらいの言葉もかけた。
一方の近江アナは「ファックスの内容も見て、ゲストの方のお話も聞いたりと、いろんな話を聞きながら進行しなければいけないので、聖徳太子にならないといけませんね。有働さんは難しいことをやっていたんだと改めて思いました」と有働アナのすごさを感じたようで、「あっという間で楽しかったんだと思います。夢中で終わったら足が吊っていました(笑)。すごい力が入っていたんですね」と振り返った。
前任の井ノ原、有働アナ、柳澤解説委員は同番組でキャスターを8年間務めたが、「何年務めたい?」という質問に華丸は「僕は健康診断ですよ。1年に1回評価していただいて。胃は1年に1回ですが、大腸は2年に1回。だんだん長くなればいいかな。とりあえず1年切り替えで」と笑いを交えながら回答し、大吉は「僕ら8年とか1ミリも思ってなくて、本音を言うと来週でもいいぐらい」と弱音を覗かせるも「それぐらい悔いのないように1回1回全力でやれたらいいなですね」と抱負を。対する近江アナは「タモリさんに生放送をどれぐらい続けるつもりか聞いたら、『3カ月か長くて半年ぐらいの気持ちで始めたからそのぐらいでいいんじゃない?』と言われたので、タモリズムでまず3カ月(笑)。でも気づいたらタモリさんみたいに30年かもしれないし3カ月かもしれない。やってみないと分からないですね」と答えると、大吉が「30年だと僕らどっちかこの世にいないから。いろんな方とパートナー変えながら続けて下さい」と笑いを誘っていた。