国土交通省は深夜早朝時間帯における羽田空港への更なるアクセス改善のため、空港と都心部の駅等とを結ぶ深夜早朝アクセスバスについて、平成30年度も引き続き運行を継続するとともに、さらなる利用促進のため、広報活動の強化を行う。

  • 平成30年度の空港アクセスバス運行ルート

    平成30年度の空港アクセスバス運行ルート

羽田空港における深夜早朝時間帯の利用促進に向けては、空港アクセスの充実が重要であるため、平成26年航空冬ダイヤ期間中にバス事業者等と連携の上、国土交通省及び東京都が協調して支援を行う形で、羽田空港と都心ターミナル駅を結ぶ5路線について深夜早朝アクセスバスの実証運行を実施していた。

平成27年度から平成29年度は、「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス運行協議会」を運行支援等の実施主体としてアクセスバスを運行し、路線数の拡大(5路線から7路線に拡大)や深夜便の運行本数の増便、停留所の新設など、アクセスバスの運行拡充を実施した。

  • 東京空港交通、京浜急行バス、東急バスが運行する

    東京空港交通、京浜急行バス、東急バスが運行する

これまで講じてきた様々な運行拡充方策により利用者数が各路線とも増加していることを踏まえ、平成30年度からはバス事業者の自主運行により、深夜早朝アクセスバスの運行を継続する。また、深夜早朝アクセスバスのさらなる利用促進のため、これまで行ってきたチラシ配布やポスター等の掲出に加え、WEB広報の強化に取り組む。

  • これまで行ってきたチラシ配布 やポスター等の掲出に加え、WEB広報の強化に取り組む

    これまで行ってきたチラシ配布 やポスター等の掲出に加え、WEB広報の強化に取り組む

平成30年度の路線は従来同様、7路線で展開する。路線は、羽田空港=浅草・秋葉原・東京駅・銀座/池袋・新宿/二子玉川・渋谷・六本木/新橋・品川・大井町/みなとみらい・桜木町・横浜(YCAT)/川崎・蒲田・大鳥居/一之江・葛西・東陽町・豊洲・有明・お台場となる。