元サッカー日本代表の永島昭浩氏が1日、フジテレビ系ニュース番組『みんなのニュースWeekend』の最終回に出演し、同局番組のスポーツキャスターを卒業した。
『スーパーニュース』時代から16年にわたって同局スポーツニュースの顔として活躍してきた永島氏。原稿読みで"噛む"頻度が高いことでも知られ、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で、お笑いコンビ・キャン×キャンの長浜之人にネタにされていたほどだが、最後の放送でも「打っても2安打と、イチッイチローらしさを全開の活躍を見せました」と、期待を裏切らない噛みっぷりを見せた。
生野陽子アナウンサーから「16年間、お疲れさまでした」と声をかけられると、「ありがとうございました。これまでご覧になっていただいた視聴者の皆さま、本当にありがとうございました。スポーツキャスターとしてサッカーのみならず、さまざまな競技の現場に行き、多くの人たちとの出会いがあり、私の大きな財産になりました。これからも社会に役立つ一員として頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。以上スポーツでした」と、コーナーを締めくくった。
そして、エンディングでは、16年間の軌跡をVTRで特集。その中では、新年一発目の放送で「あけまして、お○※@△ございます」と、テロップで噛み噛みをイジられる場面もあった。
あらためて最後に「あっという間で、16年というのが不思議な感じですね。本当に中身が濃かったです」と振り返った永島氏。今後については「引き続きスポーツ界の発展と同時に、とにかく生きてる間にサッカー日本代表に世界一になってもらいたいなと思います」と希望を語り、最後は大勢のスタッフに囲まれて番組が終了した。
永島氏の娘は、フジテレビの永島優美アナウンサーで、『めざましテレビ』や『ジャンクSPORTS』などで活躍している。