お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史とロンドンブーツ1号2号の田村亮がホスト役を務めるカンテレ制作のバラエティ番組『おかべろ』が、4月から全国30局で放送されることが決まった。

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    田村亮(左)と岡村隆史=カンテレ提供

2016年にスタートした同番組は、テレビ局近くの飲食店へ収録の合間に訪れる有名人に、岡村と店主の亮が質問をぶつけていくというもの。ゲストがマネージャーなど関係者を伴って出演し、本人が離席の間に裏話が明かされるのも特徴だ。店内で流れる架空のテレビ番組で、間寛平と村上ショージが"驚きの隠し味"を調査するコーナーも構成される。

これまで、フジテレビと沖縄テレビ以外のFNS系列と、系列局のない青森県と沖縄県で放送されてきたが、この4月からフジと沖縄テレビでも放送されることが決定。これで全国30局で放送されることになり、この規模で放送されるのは、明石家さんまMCのトークバラエティ番組『さんまのまんま』以来となる。

関西地区では、毎週土曜(14:27~14:57)と昼帯に放送されているが、関東では毎週火曜(24:25~24:55 ※4月10日の初回は24:40~)と深夜枠の編成。亮は「深夜なので『刺激的なことを聞いてみたほうがいいんちゃうかな』って思ったりもしますけど、あまり変える気はないですかね」といい、岡村も「『そのままで』っていう風に聞いていますので、そんなに変わることもないと思います」と、これまで通りの番組進行を約束した。

一方で、岡村が「ゲストの方がもしかしたら『東京でも流れんねやったらちょっと隠しとこか』『あんまり変なこと言われへんな』ってなるかも分かんないです(笑)」と警戒すると、亮は「そうならないように、我々が努力して聞き出せるように…」と、すかさずフォローした。

今後のゲストの展望について、岡村は「今やったら『カーリングの人たちに会いたいな』って思います。ただ会いたいだけなんですけど、『お疲れさまでした』『感動しました』って言いたいだけです」と希望。亮も「スポーツ選手の方ってあまり来てないので、オフの時に来ていただいて…」と、スポーツ界からのゲストに期待を見せながら、「ただ2人ともそんなに野球のこととか、よう考えたら知らないんですよ」と思い直していた。