お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が主演する日本テレビ系スペシャルドラマ『天才バカボン』の第3弾が、今年のゴールデンウィークに放送されることが決まった。
赤塚不二夫の名作ギャグ漫画を実写化した同作。上田演じるバカボンのパパ、松下奈緒演じるバカボンのママに、レレレのおじさん(小日向文世)、おまわりさん(高嶋政伸)、バカボン(オカリナ)といったおなじみのメンバーに加え、今回は西田敏行がスペシャルゲストとして出演する。
西田が演じるのは、バカボンのパパの母校・バカ田大学の教授である「紙一重(かみひとえ)教授」。パパが学生時代から天才だった秘密や、パパがママと初めて出会った秘密の出来事、そして、パパの恩師で人生をかけて「動物とのコミュニケーション方法」を研究している紙一重教授との奇妙な研究プロジェクトなどが、次々と明らかになっていく。
上田は「共演者の皆さんには、毎回、おんぶにだっこなのですが、今回は特に、西田敏行さんには、抱っこひもで背負ってもらっているくらいに感じています」といい、「西田さんとの共演シーンでは、毎回、台本には無いアドリブがあったり、セリフの行間を描くような芝居が入ってきたり、『同じセリフでも、こんな表現方法や伝え方があるんだ!』と学ばせていただいています」とコメント。
その西田は「ドラマの中で飼っている愛犬の名前が『アインシュタイン』という設定なので、自分も急きょ『アインシュタイン』風に変身させていただきました」と明かし、「私は、70歳になるんですが、この年になっても学ぶことは多いです。逆に、私が教えられることはまだないように思います」と謙虚に語っている。
一方の松下は、西田と初共演。「西田さんがご出演されている作品は、子供の頃から家族そろって拝見していまして、俳優として、尊敬する大先輩です。ドラマの撮影では、作品ごとにさまざまな方々と出会って、学ぶことがとても多いので、そういう充実した日々が続いてくれれば良いなと思っています」と意欲を示した。