デノンは3月28日、ハイレゾ音源再生に対応したヘッドホン「AH-D5200」と、「AH-D1200」を発表した。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はAH-D5200が65,000円前後(税込)、AH-D1200が19,000円前後(税込)。
AH-D5200
AH-D5200は、デノン製ヘッドホンのフラッグシップモデル「AH-D7200」の弟機にあたるヘッドホン。AH-D7200と同様に、縞模様を特徴とするゼブラウッドをハウジング部に採用した。
ドライバーの直径は50mm。振動板の外周をエッジで囲う「フリーエッジ構造」により、豊かな低音を再生する。純度の高いデジタル信号を伝えるため、ケーブルの導体には4N OFC(99.99%無酸素銅)を使用した。
インピーダンスは24Ωで、音圧感度は103dB。再生周波数帯域は5Hzから40,000Hz。重量は385g。ケーブルは着脱式で、長さは3.0m。プラグはアンプ側が3.5mmステレオミニ、ヘッドホン側が3.5mmモノラルミニ×2。パッケージには、6.3mm標準プラグアダプターとキャリングポーチが付属する。
AH-D1200
AH-D1200は、直径50mmのドライバーを搭載し、量感ある低音と、抜けのいい中高音域を再生できるというヘッドホン。ハンガー部には軽量かつ堅牢なアルミダイキャストを採用した。
パッケージには、長さ1.3mのケーブルが2種類付属する。大音量を出せるストレートケーブルと、手元でiOSデバイスの音量調整や曲の再生・停止ができるリモコンを備えたリモートケーブルを用意した。リモートケーブルのリモコン部にはマイクも内蔵し、iOSデバイスではヘッドホンを外さずに通話可能だ。
インピーダンスは24Ω、音圧感度は100dB、再生周波数帯域は5Hzから40,000Hz。重量は260g。ケーブルのプラグは、アンプ側がL型3.5mmステレオミニ、ヘッドホン側が2.5mmステレオ。