MMD研究所はマカフィーと共同で実施した「高校生、大学生、社会人 20 代・30 代の SNS 利用に関する意識調査」の結果を公開した。同調査からは、人気のサービスのほか、世代別に利用するSNSにわずかな差があることや、利用目的も世代別に変化することなどがわかる。
利用するサービスは?
今回の調査は15歳から39歳までの男女4575人を対象にしたもの。まず、週1回以上利用するSNSについて聞いたところ、最も利用が高かったのは「Twitter(57.8%)」で、以降「Instagram(44.0%)」、「LINEのタイムライン(29.4%)」、「Facebook(28.6%)」と続いた。
InstagramとLINEのタイムラインについては、15歳から39歳まで比較的、どの世代でも利用されているが、TwitterとFacebookについては、顕著な差があった。Twitterは高校生の利用率が高く、大学生、社会人20代、社会人30代と移るにしたがって、利用率が減少した。対してFacebookはその逆の傾向を示した。
SNSの利用目的は?
SNSやブログ、掲示板を週1回以上、利用すると回答した2077人を対象にSNSの利用目的について聞いたところ、Twitterでは「趣味に関する情報収集」が全体で最も多い結果となった。ただし、世代を経るごとに、利用目的に変動が起きており、社会人では「ニュースやトレンドなどの情報収集」「商品・サービスなどの情報収集」が上位にランクインしている。
またSNSを利用していてよかったことについて、最多回答は「役に立つ情報を得られる(53.9%)」で、以降「すぐに有人・家族の近況がわかる(38.4%)」、「新しい趣味が広がった(36.1%)」、「行きたい場所が増えた(36.1%)」と続いた。
後悔の経験とその内容
このほか、SNSへの投稿での後悔したことがあるかを聞いたところ、全世代で半数近くの人が「後悔の経験がある」と回答。後悔した内容については、「そのときの感情(47.3%)」、「恋愛に関する内容(21.9%)」、「自分の写真(21.9%)」、「他人に対する批判、文句(19.5%)」などと続いた。