カワサキモータースジャパンは、3月23~25日の期間に開催された「第45回東京モーターサイクルショー」に、発売したばかりのハイパフォーマンス・スポーツツアラーモデル「Ninja H2 SX SE」をはじめ、人気の高い海外モデル「Ninja H2 Carbon」「Ninja ZX-10R SE」、純正オプションを装着した国内向けニューモデル「Ninja 1000」「Z900RS」「Ninja 400 KRTエディション」などを出展した。
カワサキブースでは、跨ることができる市販モデルを展示した体感ゾーンを囲むように、海外向けや新型車などの展示モデルが並んだレイアウトとなっていた。ロードスポーツやスポーツツアラーなど、走りを楽しむためのモデルがほとんどであることが、他社のブースと大きく違っている。
最も目立っていた「Ninja H2 SX SE」は、豊富な純正アクセサリーを装着した状態で展示されており、装着したアクセサリーを解説するパネルも用意。アクセサリーを装着することで、どのようにスタイルが変化するのかを確認できる展示となっていた。「Ninja H2 SX SE」は、同時に発売された「Ninja H2 SX」のハイグレードモデル。高出力で強烈な加速力に加えて、日常での扱いやすさと優れた燃費性能を実現する次世代のバランス型スーパーチャージドエンジンを搭載している。
展示専用となっていた「Ninja H2 Carbon」と「Ninja ZX-10R SE」は、どちらも海外向けながら国内の人気も高いモデルだ。「Ninja H2 Carbon」は、「Ninja」シリーズの最高峰「Ninja H2」にカーボン製カウルを採用したモデル。「Ninja ZX-10R SE」は、「EICMA 2017(ミラノショー)」にも出展された「Ninja ZX-10R」のハイグレードモデルで、スーパーバイク世界選手権で3連覇したチャンピオンマシン「Ninja ZX-10R / Ninja ZX-10RR」のパフォーマンスをより身近に体感できるように、先進の電子制御サスペンションシステムを装備したモデルとなっている。
発売されたばかりで展示専用となっていた「Ninja 400 KRTエディション」は、スーパーバイク世界選手権の参戦車「Ninja ZX-10RR」と同イメージのカラーリング「ライムグリーン×エボニー」を採用し、よりアグレッシブな雰囲気を演出したモデル。同時に発売されたベース車「Ninja 400」は、「Ninja H2」からインスパイアされた新設計の軽量トレリスフレームに新設計の398cc高出力エンジンを搭載しており、クラス最高レベルの強力なトルクで爽快な加速を体感できるモデルだ。
体感ゾーンには、レトロスポーツモデル「Z900RS」と、そのカフェレーサー仕様モデル「Z900RS CAFE」、「Ninja」シリーズから「Ninja 1000」「Ninja 650」「Ninja 400」「Ninja 250」、ライトウェイトスーパーネイキッド「Z650」、ネオクラシックモデル「エストレヤ Final Edition」、アドベンチャースタイルのツーリングモデル「ヴェルシスX 250 ツアラー」を展示。なお、「Ninja 1000」に関しては、カスタムパーツを装着した展示モデルも別途に出品されていた。