俳優・哀川翔の次女で女優の福地桃子が、中谷美紀が主演を務める4月13日スタートのTBS系金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』(毎週金曜22:00~)に出演することが28日、わかった。
このドラマは、直木賞作家・山本文緒が1994年に発表した同名の長編小説を原作に、"落ちてはいけない禁断の恋"によって2組の夫婦が翻弄されていく姿を描く。中谷が演じる主人公は、結婚13年目の主婦・佐藤真弓。その夫・佐藤秀明を玉木宏が演じる。もう1組の夫婦役にはユースケ・サンタマリアと木村多江。木村演じる茄子田綾子は、秀明と出会い強く惹かれていく。
福地が演じるのは、主人公・佐藤真弓(中谷)とその夫・秀明(玉木)の共通の友人、三浦圭介(駿河太郎)が鎌倉で営むおしゃれカフェ「カレーショップこまち」の店員で、エスニックな装いを着こなす個性派の看板娘・池田こはる。こはるは、人気店のマスターの圭介を助けてホールを明るく切り盛りしつつも、真弓と秀明の夫婦の成り行きにも興味津々の今ドキ女子という役どころだ。
福地は「こういった大人の恋愛を描いた作品に携わらせて頂くのが初めてなので、未知な部分が多く、参加できることに凄くわくわくしています。一つの夫婦にそれぞれがいろんな形で関わっていく中での、ひとりひとりの価値観や人間性が全然違うのが凄く面白いなと思います。こういう考え方もあるんだとか、自分にはない発想など、人の様々な部分をこの作品から学ぼう!と思いました」とコメント。「10代ならではの人懐っこさや持ち前の明るさで、誰もが親しみやすくのんびりできる、そんな雰囲気のお店作りを心掛けたいなと思っています。『またこのお店になんか来たいな~』と思ってもらえるような店員さんを目指して頑張りたいと思います!」と意気込んでいる。
福地は2016年に女優デビュー、その後バラエティ番組へも続々と出演。昨年TBSで放送された『CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2017』内の“胸キュン”ドラマ「愛が呼ぶほうへ」でヒロインを演じた。2019年1月公開予定の映画『あまのがわ』で映画デビュー作にして初主演を務める。
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