東京メトロは27日、エレベーターやホームベンチなど、駅の設備情報を検索できるWebサービス「ベビーメトロ」を実施した。期間限定の実証実験として提供され、期間は2018年3月27日から同年7月31日まで。利用は無料。
「ベビーメトロ」では、「ベビーカールート表示」と「ホームベンチ表示」の2つの検索サービスのほか、乗換に最適な乗車位置がわかる「乗車位置案内」や駅ごとの構内図を確認できる。
ベビーカールート表示は、駅構内をエレベーターだけで移動できるルート(ベビーカールート)があるかを検索できるサービスで、検索した駅の「ベビーカールート」の有無を「〇」、「×」 で確認できる。
ひとつの駅の中で、路線やホームによって状況が異なる場合は「△」が表示され、この場合には詳細な情報が確認できる「ホーム別情報」というボタンが表示される。複数駅の検索も可能だが、他社線への乗換は対象外。また、実際に構内のエレベーター位置を同サイト上で確認するには、構内図をチェックする必要がある。
「ホームベンチ表示」は、駅にあるホームベンチの有無を駅ごとに「〇」、「△」、「×」で確認できるサービス。いずれのサービスも、利用には「ベビーメトロ」のサイトにアクセスし、最初に性別や年齢、子どもの年齢などを回答する。対応OSはiOS 10、Android 4.4以降。