アデコは3月26日、全国の小中学生を対象とした「将来就きたい仕事」に関する調査結果を発表した。調査時期は2017年11月、有効回答は小中学生(6~15歳)1,000人。
男子1位は「サッカー選手」、女子は「パティシエ」
大人になったらどのような仕事をしたいか尋ねたところ、男子の1位は「サッカー選手」(8.0%)で、前年2位(7.4%)からランクアップ。次いで2位は「医者」(6.4%)、3位は同率で「野球選手」「警察官・刑事」(各5.6%)。5位は「公務員」(5.0%)という結果に。
「野球選手」は3年ぶりにトップ3に返り咲き、「警察官・刑事」「先生」「パイロット」「エンジニア・プログラマー」が前年度ランク外からトップ10に入った。
女子は4年連続で「パティシエ」(14.4%)が首位となり、前年(11.0%)から3.4ポイント上昇。以下、2位「医者」(7.4%)、3位「先生」(7.0%)、4位「看護師」(5.0%)、5位「公務員」(3.2%)と続いた。
女子でも「警察官・刑事」(2.2%)が6位にランクインし、調査開始以来、初のトップ10入りを果たした。ほか「学者・研究者」「服飾デザイナー」「野球選手」「俳優・女優」が前年度ランク外からトップ10に入った。
「医者」は調査開始以来、男女双方のランキングで常にトップ10に入っており、「安定して人気の職業であることが伺える」(アデコ)。
一方、前回調査で男子の1位(14.4%)、女子の2位(9.4%)となった「会社員(サラリーマン・OL)」は、今回男子では7位(4.2%)、女子では9位(1.8%)と大幅に順位を下げた。
また男子小学生ランキングでは、「You Tuberなどの動画投稿者」が「運転手」「公務員」と並んで9位(各3.4%)にランクインした。