シャープは3月27日、プラズマクラスター扇風機の新モデルを発表した。4月14日に発売する。プラズマクラスター扇風機は、プラズマクラスターを含む風を放出することで、汗臭、タバコ臭、料理臭、生乾き臭などを消臭する。

背が高いハイポジション・リビングファン「PJ-H3DG」と「PJ-H3DS」、リビングファン「PJ-H3AS」、上下100度・左右90度と立体的に首を振る3Dファン「PJ-H2DBGと「PJ-H2DS」の計5機種を用意した。PJ-H3DGとPJ-H2DBGにはセンサーを搭載し、温度や湿度に合わせて風量調整を自動で行う。

  • プラズマクラスター扇風機

    左からハイポジション・リビングファン「PJ-H3DG」、「PJ-H3DS」、リビングファン「PJ-H3AS」

  • プラズマクラスター扇風機

    左から3Dファン「PJ-H2DBG」、「PJ-H2DS」。PJ-H2DSはホワイトとブラウンの2色展開

蝶の羽を参考に、ハイポジション・リビングファン

扇風機のウイングには、自然界の生物や植物から着想を得たネイチャーテクノロジーを応用。PJ-H3DGのウイングは、アゲハ蝶とアサギマダラ蝶の羽から発想を得た「ハイブリッド・ネイチャーウイング」で、扇風機の風を長時間浴びたときに感じる「だるさ」を軽減できるという。

PJ-H3DSはアサギマダラ蝶を参考にしたネイチャーウイングを採用している。風量はどちらも32段階。推定市場価格はPJ-H3DGが31,000円前後(税別)、PJ-H3DSが26,000円前後(税別)。本体サイズと重量はどちらもW370×H820~1,110×D370mm、約5.8kg。

ネイチャーテクノロジーは組み込んでいないリビング用ファン「PJ-H3AS」も用意した。推定市場価格は13,000円前後(税別)。本体サイズと重量は、W369×H690~840×D355mm、約3.4kgだ。

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    PJ-H3DGの操作部。風量は32段階で調整可能だ

鳥の羽に着想を得た3Dファン

PJ-H2DBGのウイングは、アホウドリとアメツバサの翼にならった羽形状のハイブリッド・ネイチャーウイングを採用し、遠くまでしっかりと風を届ける。本体にニッケル水素充電池を内蔵し、コードレスで最大約14時間使える。

PJ-H2DSは有線モデルで、アホウドリの羽を応用したネイチャーウイングを備えた。風量はどちらも8段階。推定市場価格は、PJ-H2DBGが35,000円前後(税別)、PJ-H2DSが23,000円前後(税別)。本体サイズと重量は、PJ-H2DBGがW270×H550~670×D270mm、約3.2kg。PJ-H2DSがW270×H525~645×D270mm、約2.4kg。

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    ハイブリッド・ネイチャーウイングは、動物や昆虫の2種類からいいとこどりをしている状態