LGエレクトロニクス・ジャパンは3月26日、IPS液晶を搭載した37.5インチの曲面型ワイドモニター「38WK95C-W」を発表した。推定市場価格は165,000円前後(税別)。

38WK95C-Wは、アスペクト比が9:21、ディスプレイサイズが37.5インチのモニター。画面解像度は3,860×1,600ドットで、HDRコンテンツの再生にも対応する。

  • 38WK95C-W

    38WK95C-W

視野角が広く、自然に近い映像を再現するIPS液晶を採用。画面を見る角度を変えても、色の変化が起こりにくい。工場から出荷する直前に全台にキャリブレーションを実施し、個体差の少ない製品に仕上げている。HDR10 をサポートし、SDRの映像も、HDRに変換して表示可能だ。4Kコンテンツの表示に必要なHDCP2.2もサポートする。

デザインは、最小フレーム幅が2.5mmの「CINEMA SCREEN」を採用。85Hz以下の低音域を豊かに再生する「リッチベース」が特徴のステレオスピーカー(10W+10W)を搭載した。Bluetoothにも対応し、スマートフォンと接続すると外部スピーカーとして利用できる。

ブルーライトを低減する「ブルーライト低減モード」やフリッカーを抑制する「フリッカーセーフ」を用意。画面中央を縦に分割して2画面を表示する「Picture by Picture」機能も備えた。

本体サイズはW897×H496~596×D235mm、重量は9.2kg。入力端子はHDMI×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1。このほか音声出力用としてヘッドホン端子を備えた。応答速度は5ms(GtoG)。コントラスト比は最大5,000,000:1(通常1,000:1)。輝度は1平方メートルあたり300cd。