トリップアドバイザーはこのほど、「トラベラーズチョイス 世界の人気観光地ランキング2018」を発表した。
同ランキングは、2016年12月~2017年12月の約1年間に、旅行サイト「TripAdvisor」に投稿された各都市や島の観光施設・宿泊施設・レストランの口コミの量、評価、予約関心度をもとに、独自のアルゴリズムで集計してランキング化したもの。今回は、世界各地から402の観光地が選出された。
1位となった都市は、ルーヴル美術館をはじめとする多くの観光スポットが点在する「パリ(フランス)」だった。美術館観賞にセーヌ川の散策、ブティックでのショッピングなど、さまざまな楽しみ方ができるため、初めて訪れる人はもちろん、リピーターも多いという。
トリップアドバイザーの旅行者からは、「ルイ16世とマリー・アントワネット王妃の眠るサンドニ大聖堂を訪れるのがおすすめ」「トリップアドバイザーの口コミでも評価が高い、ラデュレのマカロンを見逃さないで」などのアドバイスが寄せられている。
2位は、大英博物館、バッキンガム宮殿、セント・ジェームズ・パークなどがある「ロンドン(イギリス)」だった。3位にはコロッセウムやボルゲーゼ美術館などさまざまな観光スポットがある「ローマ(イタリア)」、4位にはリゾート地の「バリ島(インドネシア)」がランクインした。
世界の人気観光地ランキングのほか、日本のベストデスティネーション(観光地)のランキングも発表された。1位は2017年ランキングに引き続き「東京23区(東京都)」が1位となり、今回で5年連続となる。2位は「京都市(京都)」、3位は「大阪市(大阪府)」、4位は「札幌市(北海道)」だった。