22日(21:00~21:54)に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』最終回の番組平均視聴率が、9.7%だったことが23日、明らかになった(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)。
直近の4回は、7.1%(3月15日)、5.8%(同8日)、6.7%(同1日)、5.8%(2月15日)で平均6.35%だったが、30年続いたシリーズの最終回ということで注目を集めた。
この最終回は、スタッフが参加した音楽ユニット・野猿と、前身の『とんねるずのみなさんのおかげです』第1回ゲストの松田聖子をゲストに迎え、番組の歌の歴史を振り返る「さいごのうたばん」を放送。このラストで、とんねるずの2人が91年に発売された番組のエンディングテーマ曲「情けねえ」を熱唱し、歌詞の「この国を~滅ぼすなよ」を「バラエティを~滅ぼすなよ」に、「この国を~おちょくるなよ」を「フジテレビを~おちょくるなよ」に変えて歌ったことが、話題となった。
同番組は、88年11日に『火曜ワイドスペシャル』で単発特番『とんねるずのみなさんのおかげです』としてスタートし、88年10月にレギュラー化されてから22日の『―おかげでした』最終回まで、計1,340回が放送された。
番組の終了を受け、DVD-BOX『とんねるずのみなさんのおかげでBOX』が21日に発売。宮沢りえや観月ありさの初々しい学校コントや、中森明菜や荻野目洋子などの女性アーティストとの共演による貧乏家コント、そして『みなさんのおかげです』がレギュラー放送になる前の『火曜ワイドスペシャル』時代から参加していたチェッカーズの不良学生コントなどのコントが収録されている。
また、石橋貴明は、同局で新番組『石橋貴明のたいむとんねる』(4月16日スタート、毎週月曜23:00~)に出演する。
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