WebブラウザとWebカメラだけで、エンコーディング・ツールを使わずに直接YouTubeでライブ配信を行えるようになった。20日時点で対応するブラウザはChromeだけだが、他のブラウザでも使用できるようにする。

これまでライブ配信には、YouTubeの条件を満たすエンコーディング・ソフトや周辺機器を用意する必要があった。最新のYouTubeでは、ライブ配信用にアカウントが有効になっていたら、YouTubeのクリエイターツールで「今すぐ配信」をクリックするだけ。ノートPCやデスクトップPCのWebカメラを使って、簡単にライブ配信を開始できる。ライブ配信を詳細に管理したい場合は、クリエイターツールの「イベント」を選択すると、ライブ配信前のプレビュー確認や冗長性を確保するためのバックアップの設定などを行える。

  • 「Go Live」をクリック

    「Go Live」をクリック

  • オプションの設定

    タイトル、必要ならばオプションを設定

  • PCのWebカメラを使ってYouTubeのライブ配信開始

    PCのWebカメラを通じてライブ配信開始

スマートフォンでも、数カ月中に、ASUS、LG、Motorola、Nokia、Samsungの一部の機種で、カメラ・アプリから直接YouTubeのライブ・ストリーミングを開始できるようになる。この簡単なライブストリーミング体験がより多くのモバイルデバイスに拡大するように、同社はYouTube Mobile Liveディープリンクを通じてデバイスメーカーに対応を働きかけていく。