Zaimは3月19日、「2018年春の家計事情」の調査結果を発表した。調査期間は2018年3月9~13日、有効回答はオンライン家計簿「Zaim」利用者586人。
値上げの実感、半数以上が「ある」
この春の値上げラッシュについては、65%が「知っていた(詳しく+何となく)」と回答。中でも主婦層は70%以上が「知っていた」と答え、「値上げの春」問題に関心が高いことがわかった。
値上げについてどう思うか尋ねると、「納得できる」「部分的には納得できる」との回答は約75%。一方、「全く納得できない」という人も約13%おり、特に主婦層では15%以上を占めた。
値上げに対する実感を聞くと、5割以上が「ある(とても+少し)」と回答。詳細をみると、主婦層の約7割が「ある」と答えたのに対し、男性の6割近くが「まだあまりない」「全くない」「わからない」と回答した。
また値上げの家計への影響については、全体の約80%が「ある(とても+少し)」と感じていることがわかった。
何らかの値上げ対策を考えている人は93%。具体的には、「支出全体を控える」が26%、「家計を見直す」が23%、「値上げのあった商品の購入やサービス利用を控える」が20%、「家計簿をこまかくつける」が15%などとなった。