JR北海道と花咲線(根室本線釧路~根室間)沿線自治体などでつくる花咲線沿線観光振興協議会は20日、沿線観光の魅力発信を継続するため、「ルパン三世ラッピングトレイン」の運行を2019年3月末まで延長すると発表した。

  • 「ルパン三世ラッピングトレイン」(2012年8月撮影)

「ルパン三世ラッピングトレイン」はキハ54形気動車1両で運行。原作者のモンキー・パンチ氏が花咲線沿線の浜中町出身であることから、沿線活性化を目的に2012年4月から運行されている。当初は3年間で終了する予定だったが、好評のため2017年度末まで延長されていた。今回の発表により、さらに1年間延長されることになる。

花咲線の定期列車として運用されるため、運転時刻は日によって異なる。運転計画はおおむね半月単位でJR北海道ウェブサイト内「道東方面の観光情報」に掲載される。

ラッピング列車の運行に合わせ、茶内駅と浜中駅では『ルパン三世』キャラクターのパネルを展示しているほか、地元事業者による『ルパン三世』ラッピングバス・ラッピングハイヤーも運行されている。