東京急行電鉄は2018年秋(予定)、東横線「祐天寺駅」において"まちのシンボルツリー"をコンセプトに街の開発を目的に進めている「祐天寺駅ビル計画」の一環として、商業店舗、保育園、スモールオフィスで構成された6階建ての駅ビルを開業する。
同計画は、近年東京都目黒区で待機児童数が増加し、子育て環境の整備が課題となっていることに注目。駅直結の保育園、スモールオフィスを設けることで、子育てしながら働くというライフスタイルの可能性を広げることを目指すという。
入居する保育園は、同社の100%子会社であるキッズベースキャンプが運営する2店舗目の企業主導型保育園「KBC ほいくえん祐天寺」。0~5歳児を対象に、土曜保育を実施するほか20時30分まで延長料金がかからないなど多様な働き方に対応する。
さらに、保育室の全方位カメラの設置といったセキュリティの完備や出欠連絡、登園管理のICT化などを導入し、安心、便利に利用できる施設を目指していくとのこと。